「神楽坂まち舞台・大江戸めぐり」は、
神楽坂の街そのものを舞台に、
日本の伝統芸能を紹介する
年に一度のイベントです。
2013年から開催され、
毎年数万人が訪れるこの祭典には、
伝統芸能の第一線で活躍するアーティストが、
新進気鋭の若手からベテランまで
ジャンルを超えて集結します。
今回は光栄にも、「現代散楽」として
出演させていただきました。
会場の毘沙門天・善國寺境内には
たくさんのお客様が足を運んでくださり、大盛況。
夏目漱石の『夢十夜』を語らせていただきました。
漱石は神楽坂とご縁の深い人物ということもあり、観客の皆さんがとても集中して
耳を傾けてくださっていたのが伝わってきました!
終演後には多くの方から温かいお言葉を頂き、
とても嬉しかったです。
翌日は、いち観客として、
同会場で行われた浪曲、講談、筑前琵琶などの
芸能も楽しませていただきましたよ。
どの出演者の方も芸達者で、
素晴らしいステージの連続。
これらの芸が無料で観られるとは、
なんと贅沢なイベントでしょう。
ストリートにもたくさんの
魅力的な出店が立ち並び、
街全体が華やかな賑わいに包まれていました。
アーティストによる路上パフォーマンスも
あちこちで繰り広げられ、
まさに“街全体が舞台”の2日間。
気づけば
あっという間に過ぎてしまった夢のような時間。
すっかり、この神楽坂のイベントの
大ファンになってしまいました。
来年もぜひ、また参加したいです!



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