先日、ひょんなことから、中高生たちに演劇の台詞について講習会をする機会がありました。
演劇的要素のあるゲームを取り入れ、
場を程良くあたためた後に、あるシチュエーションの台詞にチャレンジして貰いましたよ。
題材の台詞が、彼ら彼女らには難しかったのか…
相当、苦心している様子でしたが…皆、演劇経験者だけあって、物怖じせずに取り組んでくれました。
そして、終盤に差し掛かり「質問ありますかぁ?」と呼びかけたところ
、「今回の題材とは、関係なくても良いですか?」という発言をキッカケに、出るわ出るわ!質問の嵐!
「脚本づくりや演出など芝居づくりについて」や、「演劇部を盛り上げ、運営していくための相談」
「人間関係についてのお悩み」
終いには、「将来の進路、夢について」など、
熱い質問がポンポン飛び出してきて…
その眼差しは、誰もが真剣そのもの!
いやあ、オジさん思わずタジタジ…。
こっちも真剣に向き合わざるをえません。
どれも、簡単に答えが見つかる問題ばかりではありませんが、一緒に悩み、励ましあっているうちに、
当初、2時間の予定が、
何と4時間以上も話し込んでしまいましたー。
パッと見は、クールでシャイな彼ら彼女らも
内側には、普段なかなか、外には吐き出せない
不安や悩みを、沢山、抱えていたんですね。
…最後は、どの子も、スッキリした表情で帰って行ったことに、オジさん満足…。
「ああ、自分もこんな感じだったかもなぁ…」と
演劇を始めた頃の自らの学生時代を思い出しながらも…長時間の講習会の疲れが、心地よく感じられた、土曜日の…出来事でした。
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