先日、石川近代文学館からの依頼で
石川県出身の作家、戸部新十郎先生の「花車」の朗読をさせて頂きました。
秀吉から関白の座を譲り受けた
秀次が今回の主人公
破滅へと向かう秀次
散る桜に滅びゆく者達の物語を
情感込めて語らせていただきました!
今回は桜がテーマということで
実際に桜の花を生けた演出を取り入れてみました。
秀次の儚い生き様を色濃く、お客様の心に印象づけられたように思います。
桜の花の命は短いからこそ美しい。
だからこそ、その一瞬一瞬を懸命に生きる!
この朗読会を通して、日本人が忘れかけていた美意識を、あらためて教えて頂いたような気が致します。この作品に出会えたことに感謝です!
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